WiMAX色々比較 モバイル回線

WiMAXとポケットWi-Fiの違いは?優劣を決める4つのポイント

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モバイルWi-FiはWiMAXやポケットWi-Fiなど、似たような言葉が使われて違いがわかりづらいですよね。

サービスによって通信速度や提供エリアが全く変わってきます。

もしあなたがモバイルWi-Fiの導入を検討しているなら、それぞれの違いを抑えておかないと無駄なコストを支払う事になってしまいます。

ここでは、サービスごとに異なる4つの性能についてご紹介しているのでぜひチェックして行ってください。

WiMAXとポケットWi-Fiの違い

WiMAXとポケットWi-Fiはどちらも無線を使ったモバイルWi-Fiサービスの一つです。固定回線である光回線の対となるようなものですね。

使っている電波技術によってWiMAXとWi-Fiが言い分けられており、Wi-Fiは正確にはモバイルWi-Fiサービスに位置付けられます。

サービス名取扱事業者
WiMAXUQ WiMAX
(KDDIグループ)
ポケットWi-Fiワイモバイル
(Softbankグループ)
Wi-Fi STATIONドコモ

なにを選ぶかによって速度や提供エリアなどの基本性能が決まります。

各サービスの回線性能について

回線性能は事業者ごとに用意されているネットワークで異なります。以下が具体的な違いです。

ポイント

  • 通信速度
  • 提供エリア
  • 周波数(電波強度)
  • 通信容量制限

どのプロバイダや代理店から申し込んでも、同じキャリア・回線を使っていればこの基本性能は変わりません。

通信速度

どんなモバイルWi-Fiルータでも最大速度は通信キャリア側の回線速度に依存します。

WiMAXやポケットWi-Fiでは通常モードと高速モードを用意しており、高速モードではオプション料金が別途かかるので比較する際はどちらのモードで検討するかが大切です。

<サービス別+モード別の最大速度>
サービス名通常モード高速モード
WiMAX1.2Gbps758Mbps*1
ポケットWi-Fi350Mbps612Mbps*2
Wi-Fi STATION200M~1288Mbps*3
*1 オプション名:ハイスピードプラスエリア
*2 オプション名:アドバンスモード
*3 ドコモの1288Gbpsは2019年春に発売されるルータから対応

ドコモのWi-Fi STATIONはモードの切り替えがなく、自動的に場所ごとに対応した回線に切り替わります。ただ高速通信の対応エリアが細かく分かれているのでドコモだけは単純比較ができない状態です。

提供エリア内なら1.2GbpsのWiMAXが通信速度でも分かりやすさでも最優秀ですね。

参考

モバイルWi-Fiでは4×4MIMOや256QAM、キャリアアグリゲーションなど様々な技術が応用して使われています。

端末によってどの技術を取り入れているか違いますが、全てのキャリアが採用している技術ですのであえてチェックする必要はありません。

事業者別、そして端末別で通常モードと高速モードの最大速度が違うという理解で大丈夫です。

提供エリア

以前までは純粋にアンテナの有無で提供エリアか判断できたのですが、今ではネットワークごとに細かく対応エリアが分かれています。

WiMAXは通常・高速モード共に同じくらいのエリアをカバーしており、ポケットWi-FiとWi-Fi STATIONは高速モードの対応エリアが狭いです。

<サービス別の提供エリア>
サービス名通常通信高速通信
WiMAX広い広い
ポケットWi-Fi広い狭い
Wi-Fi STATION広い狭い

通常速度で利用する限りはどの事業者でも大差ありませんが、高速通信を求めると郊外でも使える可能性が高いのはWiMAXだけです。

周波数(電波強度)

通信事業者の回線は一つ一つ周波数が決まっており、現在700MHz~3.5GHzの間を通信事業者が使っています。

どの周波数帯を使うかは総務省が各事業者に割り当てており、高低によってメリット・デメリットがあります。

<周波数帯の特徴>
 周波数:高周波数:低
通信速度の速さ高速通常
天候に強いか弱い強い
地下でも届くか届きづらい届きやすい
障害物に強いか弱い強い
電波の届く距離短い長い

一般的にはWiMAXもポケットWi-Fiも通常モードでは高い周波数帯を使っているので高速通信ができますが、電波の強度が弱いという特徴があります。

以上を踏まえて各社の違いを見ていきましょう。

<サービス別の周波数帯>
サービス名通常モード高速モード
WiMAX2.5Ghz700Mhz~2.1Ghz
ポケットWi-Fi900Mhz~2.1Ghz2.5Ghz/3.5Ghz
Wi-Fi STATION700M~3.5Ghz

ここから分かる各社の電波強度の性質をまとめると以下の通りです。

電波強度

  • WiMAX:通常時は弱いが高速モード時は強い。
  • ポケットWi-Fi:通常時は強いが高速モード時は弱い。
  • Wi-Fi STATION:実際に使うまで分からない。

ただ、ポケットWi-FiとWi-Fi STATIONは低周波数帯が使えるエリアの詳細が公開されていないので、目安程度でお考え下さい。

通信容量制限

モバイルWi-Fiサービスは事業者ごとに、一定期間内に使える通信容量が決まっています。

最近はTwitterやInstagramのようなSNSやYoutubeなどの動画視聴が一般的になったので一人が使う通信量が膨大になりました。

事業者によってはあっという間に通信制限をかけられてしまうので、より容量が大きなものを選ぶ事がポイントです。

<サービス別の容量上限>
サービス名短期容量上限月間容量上限
WiMAX3日間で10GBなし(無制限)
ポケットWi-Fi3日間で10GB7GBまで
Wi-Fi STATIONなしプランによる

ドコモのWi-Fi STATIONでは一人で使う場合、月間の最大容量は20GBのプランがありますが価格が7,000円とかなり高額です。

また、ポケットWi-Fiでは一か月間で7GBを超えると128kbpsまで速度制限が入ります。

WiMAXでは月間容量の上限がないので、短期容量上限の3日で10GBに気を付けていれば無制限に使用できます。

なお、WiMAXで仮に短期容量上限に達しても制限期間は翌日の18時~2時の間だけです。更に速度が制限されても1Mbpsまでしか制限されないので、ポケットWi-Fiの128kbpsと比べるとかなり良心的な設定です。

クリオネ
容量を気にせずに使い倒せる点がWiMAXの人気の秘密ですね。

モバイルWi-Fiサービスの相関図

最後にモバイルWi-Fiサービスの相関図を見てみましょう。

このように、WiMAXはコストパフォーマンスが優れています。

スマホと同じキャリアのWi-Fiルータを選べば最大1,000円程度の割引を受けられますが、せいぜいWiMAXと並ぶ程度です。

auスマホユーザーなら更にWiMAXがお得に利用できるので、auスマホユーザーで容量に困っている方はすぐWiMAXを導入する事をお勧めします。

auユーザーが受けられる割引については下記の記事でご紹介していますのでご参考までにどうぞ。

auユーザーならWiMAXが更に安い!auスマートバリューmineについて

WiMAXとポケットWi-Fiの違いまとめ

WiMAXとポケットWi-Fi、そしてWi-Fi STATIONの違いをまとめると以下の通りです。

ポイント

  • 通信速度はWiMAXが早い。高速モードならドコモのWi-Fi STATIONが早い。
  • 提供エリアは通常時なら大差なし。高速モードはWiMAXが広い。
  • 電波強度はポケットWi-FiかWi-Fi STATIONが優秀。しかし目安程度で。
  • 通信容量はWiMAXなら無制限。ポケットWi-Fiは7GBで少なく、Wi-Fi STATIONは高い。

総合的に見ると優秀なモバイル回線はWiMAXと言えるでしょう。やはり月間容量が無制限というのは大きな魅力です。

現在、BIGLOBEやBroadWiMAXといった人気のプロバイダがキャンペーンにも相当力を入れているので、モバイルWi-Fiルータをお探しの方はWiMAXを選ぶ事をお勧めします。

一番利用料が安いプロバイダについては下記の記事でわかりやすく図解していますのでよろしければ参考にしてみてくださいね。

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