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【解説】快適にネットを楽しむ為に必要な回線速度の目安は?

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この記事では初めて光回線を申し込む方、または光回線を乗り換えを検討中の方に向けて、今の時代に必要な回線速度の目安と遅くなる理由についてお伝えします。

光回線はその複雑な仕組みから、公表されている速度と実際の速度が大きくかけ離れる事がよくあるサービスです。

普段からSNSをよく更新したり、動画視聴やゲーム本体のダウンロードを頻繁にする人は速度が遅くてイライラした事はありませんか?

利用者側がどうにかできる範囲であればよいのですが、現在はほとんど光回線側が理由で遅くなっています。

ここでは現在のネット通信を快適にできる回線速度と速度が遅くなる理由、そして適切な光回線の探し方について出来るだけシンプルに解説していきます。

最も早い回線はNURO光かauひかり。その他は大差なし。

2018年現在、最も速度が出やすい光回線はNURO光とauひかりです。他の光回線はどこを選んでも大差ありませんので料金が安い所を選ぶと良いでしょう。

皆さんが使える速度は、元の回線速度・分岐数(共有する世帯数)・混雑具合・収容されるグループなどによって決まります。

分岐や混雑具合というのは申し込む住所や時期によって、どこのグループに入るのか事業者側が判断します。つまり人それぞれなので利用者が知る術はありません。

よくネット上には誰かの実測値が掲載されていますが、同じマンションにお住まいの方でもない限り他人の実効速度にはほぼ意味がありませんので注意してください。

もっともシンプルに選ぶには回線速度が大きな光回線を選ぶしかありません。その中で一番速度が出やすいのがNURO光またはauひかりとなります。

光回線速度の理論値
光回線最大速度理論値
NURO光 2G、6G、10G/bps
auひかり 1G、5G、10G/bps
フレッツ光1G/bps
コミュファ光
eo光
メガエッグ
ピカラ光
BBIQ
光コラボ系

光コラボ系の一例

Softbank光、ビッグローブ光、@Nifty光、OCN光、ぷらら光、エキサイト光など

現在のインターネットで快適な回線速度の目安

では、実際にどのくらいの速度が出ていればストレスなくインターネットができるのでしょうか。

2018年現在、全てのネットサービスは20Mbpsから30Mbpsもあればストレスなく快適に使えます。

逆に言うと30Mbps以上の速度が出ても、サイトの閲覧や動画視聴程度では通信の早い遅いを体感する事はありません。

例えばTwitterのタイムライン表示にかかる時間が0.01秒なのか0.001秒なのかという世界の話です。

体感するのはPC用のソフトやPS4などのゲームソフトをダウンロードする時くらいなので、常に1Gbps(1,000M)もの速度を必要とする場面は日常生活ではないんですね。

しかし実態は下記のように20M~30Mですら出ない事があります。

 

これは激増した通信量に事業者が追い付けていない事から起きています。

光回線サービスなのに通信速度が遅くなる理由と改善方法

まず光回線で通信速度が30Mbpsも出なくなるのは回線側か利用者側の環境か、必ずどちらかに原因があります。

利用者側の環境が原因で遅くなる事もよくあるのですが、ここでは光回線側が原因のものについてご紹介します。

利用者側で対策ができるものについては速度を改善する記事を用意しますのでそちらもご参考ください。

光回線1本を共有しても戸建てには影響なし

まず誤解を解いておきましょう。

光回線は一人(世帯)が独占しているのではなく、主に32本(世帯)で共有しています。使う技術によっては64世帯や128世帯まで共有させる事が可能です。

よく速度が出ない理由として「光回線を他の人と共有しているから」というのを見かけませんか?元が1Gbpsなら分岐しているから遅くなるというのはごく稀な現象です。

マンションで100Mbpsタイプの方のみ該当します。

分岐の数が32世帯というのは戸建てでも集合住宅でも一緒です。

戸建ての場合はご近所さん32軒分が1本の光回線に入っており、マンションでは同じ建物内の32世帯で1本を使用しています。

マンションでは1本目が埋まったら2本目というように必ず全世帯が利用できるまでの回線数を導入時に引き込んでいます。

元の光回線が1G/bpsなら、32世帯全員が一度に使うと1世帯あたりが出せる速度は約31M/bpsとなりますね。

しかし、いくらアクセスが集中する夜間であっても全世帯が同時に30Mの通信をするような場面はほとんどありません。

マンションの場合、3Mbps程度になるので遅さを実感するようになります。

回線事業者かプロバイダの装置が処理しきれていない

更にもう一つの問題として、上位の装置が処理しきれていない事です。

利用者の家から出た通信は光回線に乗ってNTTや地域の電力会社の網と呼ばれるグループに入ります。そしてインターネットに繋がる為にプロバイダの網(グループ)に入ります。

この回線事業者とプロバイダの接続箇所が今、最もボトルネックになっている箇所です。

ボトルネックになっている接続箇所は32世帯のグループを更にまとめて、数千規模の利用者の通信をプロバイダに渡しています。

NTTや電力会社側の装置が悪いのか、プロバイダ側の装置が悪いのかは外部からはわかりません。

しかし、フレッツ光を使った光コラボ系だけはNTT側の装置が対応していないとして、プロバイダ側から抗議が出ています。

つまり1世帯が必要とする通信量は年々増えているのに、細い回線に利用者を詰め込みすぎなのが原因です。

この問題は細い回線を回避できれば解決できます。

混雑箇所を回避すれば速度は改善される

細い回線を避けて使う方法もあります。

細かい話を抜きにすると通信方式がIPoEに対応したプロバイダを選ぶと混雑箇所を回避できます。

ただし2つ注意点があります。

  1. 一部のオンラインサービス(ゲーム等)が使えなくなる可能性がある
  2. オプション料など追加料金が発生する可能性がある

1はWEBサイト閲覧やYoutube視聴、SNS更新など一般的な使い方であれば気にする必要がありません。

2はプロバイダごとに違うので別途検討する必要があります。

なお、巷ではIPv6を使えば早くなるという情報が多いですが、厳密にはIPv4やIPv6は速度に関係しません。

IPv6にすればとにかく早くなると勧めるサイトも多いですが、注目する点はIPoEです。

詳しい解説についてはこちらの記事でも取り扱っていますので参考にしてみてくださいね。

【技術解説】光回線の速度を決める4つの要素

複雑な検討をしたくないならNURO光かauひかり

あなたのお住まいが関東、東海、関西ならNURO光、その他ならauひかりを選ぶのが最も手っ取り早いです。

NURO光やauひかりは元々の回線が1Gbpsではなく2Gbps、10Gbpsなど他の事業者に比べて太いからです。

太い回線を使えばそれだけ上位の混雑する箇所も太くしなくてはいけませんので、自然と他の回線よりも速度が出やすいという仕組みです。

ただ速度に関する詳しい解説はかなりマニアックな話なので、詳細はネットの仕組みで解説します。

要はNURO光やauひかりは「全体的に早くする方法」を取っており、他は「難しい技術を駆使してやりくりしている」と理解してもらえると良いかと思います。

実際に公表値通りにスピードが出ないのに不当表示ではないのか

一般家庭で利用できる回線はベストエフォート型です。

ベストエフォート型の正しい意味合いは「限界を超えた通信は破棄します」というものです。1Gbpsの回線で言うと、数千世帯の合計が1Gbpsまでという意味です。

よくネット上で見られる「頑張るけど責任とらないよ」というニュアンスとは違い、実際は「絶対に利用者側では1Gbps出ない仕組みだけど許してね」というニュアンスです。

つまり、全然頑張ってません。ベストエフォートという仕組みに甘えて、速度が出ない事が前提で作られているサービスなのです。

初めから公表値のスピードを出す気がないのは許されるのか

「じゃあ1Gbpsサービスで売り出すのは不当表示じゃないのか!」と思う方もいるでしょう。正直私もそう思います。

多くの利用者が今まで感じていた事ですが、ようやく最近になって総務省から各事業者に対して、実際に出る速度をちゃんと表記するようガイドラインが出ました。

ただ現状ではスマホなどの移動体通信だけが対象なので固定回線である光サービスはまだ公開されていないのが実情です。

ベストエフォートと記載すれば法的に許されているのが現状ですが、消費者目線からいれば騙されているのと一緒です。

今後は理論値最大の速度でごまかすよりも20Mでも30Mでも確実に使えるようなサービスを作ってほしいですね。

おまけ:速度が保証されたサービスはないの?

個人が申し込みできる光回線はすべてベストエフォート型となり、速度が保証されたものは現状ありません。

しかし技術的に不可能かというと全くそんな事はありません。

今のネットワーク技術にはQoS(キューオーエス)やCost値(コスト)、priority(プライオリティ)という設定があり、この値をいじる事で速度を保証できます。

現に企業や法人向けの回線では速度が担保された通信サービスが一般的です。

このような光回線はギャランティ型と呼ばれており、利用料金が数万から数十万など高額になっています。

いずれ、一般家庭にも安価で速度保証できる仕組みができればよいのですが現段階では全く検討にもあがっていないのが実情です。

ストレスを感じない快適な通信速度のポイントまとめ

ストレスなく快適にネットができる通信速度についてまとめると以下の通りです。

  1. 必要な通信速度はせいぜい30Mbps
  2. 多くの光回線は1Gbps以上なので理論上は全く問題なし
  3. 戸建てで30Mも出ない場合、上位のネットワークが混雑している
  4. マンションはもともと速度が出ずらい
  5. 回避するには専門的な知識と複雑な検討が必要
  6. 簡単に早くするには回線速度がより大きいものを選ぶ

通信の世界はかなり奥が深い世界なのでなかなかシンプルな仕組みはできないようになっています。

複雑なせいで解説サイトなども専門用語を多用していますが、個人的にはテレビを楽しむ為にテレビの細かい仕組みを理解する必要はないと思っています。

光回線なのにストレスを感じたくないと考えている人は、できるだけシンプルなNURO光かauひかりをお勧めします。

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